迂闊徒然更新日記
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05/07/15:47 リスクの軽減癌の治療はある程度一段落したと思ったものの、新たな問題が発覚してしまい、秋頃に手術を受けることになりそうです。 問題というのは遺伝的に癌になりやすい、ということが検査で判明した点です。 私が受けた検査では、女性は婦人科系の場所と膵臓等についてのリスクが高く、男性の場合は前立腺癌や膵臓癌のリスクが高い遺伝子変異を持つ、との診断でした。 ですので、余命宣告を受けたわけではありませんし、手術についても再発というわけではないです。 兄は膵臓癌で亡くなっておりますので、恐らく同じ遺伝子変異を持っていたと考えられますね。 手術は今後癌ができる可能性の高い場所を切除し、リスクを減らす「リスク軽減手術」になります。 問題の遺伝子変異を持たない人に比べて、リスクが高くなるのは致し方ないことですし、体力のあるうちに手術をすることにしました。 ブログやTwitterを読んでいる方はそんなに居ないので、結構ぶっちゃけた内容を書いていますが、読んで下さっている方に不安を与えてしまっていたら申し訳ないです。 死んだら好きな物を買ったりできなくなる、という大義名分を勝手に自分で振りかざし、財布の紐を緩めて購入していましたが、そろそろ引き締めないといけない、と微妙に反省モードな今日この頃です。 PR
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09/20/11:36 一段落先日放射線治療が終わりましたので、今は点滴による抗がん剤投薬と飲み薬、ホルモン注射の治療に戻っています。
放射線治療には2ヶ月近く、仕事前に毎日通っていました。遅刻扱いになってしまいましたが、担当医から診断書を貰っていましたので、問題なかったです。 放射線治療の副作用は、火傷のような火ぶくれが当てている場所(鎖骨や首元付近など)に出来たことですね。治療が終わる数日前から出来始め、薬を貰って何とか最後まで凌ぐことができました。 その後もしばらく治るまで影響が出ていて、ネックレスなどのアクセサリーはつけられませんでした。 最近は随分治ってきましたし、友人の勧めもあって、こっそり職場の行き帰りに付けたりしています。 アクセサリーは付けるだけでテンション上がりますしね。折角なので少しでもつけて楽しみたいです。 癌になって改めて思ったのは、いい友達、いい職場に恵まれて幸せ者で、恵まれているとひしひしと感じたことです。 私の場合は職場環境が良くて、皆さんが理解して対応してくれるので非常に助かっています。 それなりに長く勤めていることもあり、後輩から質問を受けて色々伝えたりする立場でもあるのも、励みの一つになっているのだと思います。 癌の宣告を受けた時、場合によっては仕事を辞めなければならないことも考えましたし、自身の今後について考えるきっかけにもなりました。 副作用がキツめの抗がん剤治療の間も、仕事だけは休まずに行き続けたのは自分の中の意地が多分にあったからだと思います。 「ここで折れたら自分自身が立ち行かなくなる、何が何でも行く!」と己を鼓舞し、抗がん剤の副作用で熱が出て、体調が悪い時でも休まないで行くようにしていました。 かなり状態が悪化していたら行くことはできなかったかもしれませんが、しんどくても自己判断でこれならまだ行ける、と己を甘やかすことは決してしませんでした。 人には向き不向きがありますし、副作用の出方も人それぞれです。誰もがそうするべきだとは思いませんし、むしろオススメできないことです(苦笑)。 本来なら休むべき状態であったのかもしれません。ただ、仕事に行くことで何とかモチベーションを保ち、再発や手術後の不安を紛らわせることができているのもまた事実です。 今の治療でも副作用が全くないわけではありませんし、体調が優れない時もあります。それでも何とかやっていけているのは医療関係者の皆様の支え、家族の支え(主に母)があり、職場の支えがあり、友人の支えがあるお陰です。 色々な人に助けて頂き、心から感謝申し上げます。 今後も治療は続きますが、手術等も終わって一段落つきましたし、癌について書くのは今後減らそう思っています。偶に思い出したように書くかもしれませんが、その時はお付き合いよろしくお願いいたします。 拍手ボタン |
06/19/23:48 今後の治療これからの治療についてほぼ決まりました。
3週間に1度の点滴による投薬治療が1年近く。 内服薬のホルモン治療が10年。 ホルモン注射が5年。 放射線治療が大体1ヶ月~2ヶ月。 担当医から話を聞いた日は、治療期間の長さと再発のリスクを考えてしまい、ちょっと落ち込んだりもしたんですが、今はもう立ち直っています。 点滴は1月からしていた薬に比べると遥かにマシとはいえ、全く副作用がないわけではありません。それでもかなり楽なので助かっています。 ホルモン療法の副作用は、俗に言う更年期症状が引き起こされます。 1月から3月までしていた抗がん剤治療でも同様の症状が出ていましたし、まだ内服薬と点滴のみの治療ですが、今のところ副作用が物凄く辛いということはありません。 急な火照りや発汗、倦怠感が出ることはあるものの、あまり気にしないようにしています。今後ホルモン注射をするとどうなるのかわかりませんが、手に職があるのでまだ気を紛らわせることができるのではないか、と楽観的に考えています。 再発が全くないとは限らないので、こまめに検査は受けていくようにしたいですね。 拍手ボタン |
05/09/22:40 入院と手術先日乳癌の切除手術のため入院し、術後の経過も良好で約1週間ほどで退院できました。
ステージⅢの乳癌ということもあり、乳房の再建手術は再発のリスクが高いので、見送ることにしました。 将来的に再建できそうであれば行いたいのですが、まずは治療に専念することを第一に考えています。 まだ切除した癌の組織検査の結果が出ておりませんので、今後の治療については不透明な状況です。詳細が分かったら、お知らせ致します。 幸いにも、早めに退院できたのは助かりました。 当初担当医からの説明では、2週間近くかかるような感じだったので、ポケモン剣盾の攻略本とかも用意していたんですが、結局使わず終いだったのが微妙に残念でした(笑)。 入院生活は正直楽しいものではありませんし、退屈です。 退屈しのぎにswitchと本を数冊持って行きましたが、それでも何となく時間を持て余すような感じでしたね。 コロナで面会禁止だったので、母と会ったのも手術直前にほんの数分だけ、以降は退院まで一切会うことはありませんでした。私の場合は短い入院でしたのでさして影響はなかったですが、長期入院の方などは、面会の制限はかなり大変なのではと思います。 今回の入院では、栄養士さんに申し訳ないと思いつつ、レーズンパンの回避だけはお願いしました。ワガママ言ってすみません、そして聞き入れて下さってありがとうございました。 手術後は、ほぼ1日近く安静状態で動くことができなかったのが、結構しんどかったです。 また手術翌日には吐き気もあって、食事をする気が全く起きませんでした。翌々日には大体収まって、少しずつ食事をとれるようになりました。 リハビリも兼ねて早めに日常生活に戻れたのは良かったですが、あまり無理をしない範囲で仕事も続けていきたいと思います。 拍手ボタン ↓ |
04/17/00:29 化学療法8回目化学療法の8回目が終わりました。
取り敢えず、1クールが終わってよかったです。 徐々にダメージが蓄積されていくタイプのものでしたので、8回目が一番しんどかった印象です。 それでも仕事には行くようにしていました。家でじっとしていてもただしんどいだけですし、仕事に行っている方がまだ気が紛れてマシですし。 吐き気や悪心もさることながら、今回の副作用は特に口内炎が酷くて、中々厳しかったと思います。 親知らずのところの痛みもきつかったですね。 口内炎対策にうがい薬の処方があったんですが、これがまた激マズでして。 最初はあまりの不味さに吹きそうになったくらいです(笑)。 人間って慣れる生き物で、使っていくうちに不味くても平気になりました。 ご飯を食べるのが辛くなるぐらい、口内炎には悩まされましたが、身体が回復していくに従ってマシになっていき、今は治っています。 とはいえ、太りすぎだったのが、抗がん剤治療もあって痩せることができたのはラッキーでした。本音を言うと、もうちょっと痩せたいですが。 元気になるとついつい食べてしまうので、元に戻らないように気を付ける必要がありますね。 8回目の抗がん剤治療が終わって約1ヶ月後に検診があり、MRIを撮って確認したところ、癌はかなり小さくなっていました。 切除手術の日程も決まりまして、今後入院する予定です。 退院して落ち着いた頃にでも、ブログを更新したいと思います。 拍手ボタン |