迂闊徒然更新日記

今回のコミケは過去に類見ないほどにズダボロでした。
コミケ（特に夏コミ）との相性の悪さを常々感じていましたが、今回ほど顕著に相性の悪さを実感したことはなかったです
一般参加をした時も相性最悪だと感じた夏コミですが、サークル参加をする時もこれまた相性極悪で、参加するなという天のお告げなのか？と思うくらいですね(笑)。
数年前一般参加をした夏コミでは、西館→東館への係員の誘導が不十分で1時間（2時間？）以上暑い場所に閉じ込められ、買物も殆どできなかったことがあって、最低だった印象が残っています。
昨年はそんなに悪い印象はなくて、普通に終わってくれて心底ホッとしましたが・・・まさか今年そのツケも一緒にやって来ようとは・・・
今年の夏コミは、夜行バスの到着の遅れから始まりました。
いつも愛用しているところですし、お盆の時期なので遅れることは覚悟していましたが、まさかの約2時間近い遅れに。
ここでもう夏コミとの相性の悪さを心底再実感しましたね(笑)。
取り敢えず、バスの中で一通り化粧とかはしたものの、バスを降りて急いで行ったのと、会場に着いてから外の待機列に並んでいた間に汗で流れてしまったのでほぼすっぴん状態
マジで暑かった。
そして、会場内も空調が殆どきいていなくて暑かった！
遅刻サークル用の待機列で、コミケ準備委員会の人の下記のような言葉を聞きながら、私としてはそこに一言非常にもの申したかったです。
「皆さんもよく分かっていらっしゃると思いますが、サークル参加証には午前9時までと表示されています、またご案内もしています。次回からは必ず時間厳守して下さい。お願いします。申し訳ありませんが、一般入場が始まって安全が確保され次第、皆さんを会場内にご案内しますので、しばらくお待ち下さい」
このような内容のことを仰っておられたと思います。
さて、夜行バスが遅れて髪の毛振り乱しながら何とか会場に辿り着いた私はというと、内心で不届きにもこのようなことを考えていました。
「遅れたことは認めるよ、それくらい自分が一番よく分かっとんねん。交通機関の遅延くらいある程度は考慮にいれろや。そもそも、9時までって何やねんそれ。せめて開場15分前くらいまでは普通に入れたらええやろが。むしろ、開場して一般入場が始まってからの方が、混雑して遥かに危険やろ。安全の確保だぁ？建前なんぞいらんわ、結構や！本音を言え、本音を！遅刻したお前らはペナルティとして一般入場開始時間までそこに居ろ、と。厭味ったらしくんな事言わんでも、十分遅れたことは分かってんだよ。ホンマにコミケは上から目線やな」
とまあ、反省の色もなく逆ギレ気味に、関係者の方からすれば非常に理不尽なことを頭の中で考えつつ、参加登録カードやコミケ提出用の本に貼るシールとかを作って待機していました。
そうこうしているうちに一般入場が始まり、しばらくしてから入れて貰えたので一旦自分のスペースへ。
参加登録をして取り敢えず販売できる状態にしたものの、荷物の再受け取り時間がまだなので、先に買い物に行くことにしました。
以前にも一度、荷物の受け取り時間に間に合わなくて販売開始が遅くなったことがあり、この時炎天下の中並んで非常にうんざりさせられた経験が蘇って、並ぶくらいなら時間をずらそうと決断。
夜行バスの到着時間の遅れにより、販売開始を12時にする旨のお知らせをして、一旦狩りに出かけました。
開場して30分程度だったので、まだ大手さんは殆ど並んでいなかったこともあり、取り敢えずエヴァをがさごそと買い漁ってからスペースに戻りました。
よんアザも行きたかったですが、西館だったので今回は断念
朝一番に狩猟に出られる態勢で、既に設営も終わってすぐに販売できる状態なら行くこともできたでしょうが、今回は既に出遅れている上に設営の「せ」の字も出来ていない。
以前西館→東館の移動の際に「ふざけるな！」というくらいの時間がかかった記憶もあったので、よんアザの狩りはスパコミ関西にすることに決定。
スペースに戻ったのは11:10過ぎくらいで、これならもう少し早められそうだと思って、販売開始時間を11:30に変更したものの・・・私が浅薄でした
まさか、荷物を取って戻るのに、30分以上もかかるとは・・・！！
重たい荷物を一人で長距離運ぶのはさすがに無理だと思い、キャリーを空にして中に半分ほど詰め込み、一旦スペースに戻って残りを運ぶという作戦を立てましたが、これが思いの外困難でした・・・人込みが凄くて
往復だけで15分以上、行きのルートで時間が非常にかかったので帰りのルートを変えたものの、それでも二往復するだけで30分以上は軽くかかっていました。
ただでさえ取りに行くのに遠い上に、人込みの中をかき分けて行くことを考慮に入れなかった自分の愚かさに臍を噛みましたね。
汗だくでぜぇぜぇ肩で息をしながらスペースに戻った時点で、当初の販売開始時間の12時近くになっているという有様。
有り難いことに、スペース前で既に待って頂いている方も居て下さり、うごうごしながら見本用の本だけを並べて体裁を整えての販売開始。
本を箱から出せていない状態だったので、普段よりも時間をかけてしまい、お待たせして本当に申し訳なかったです。
最初の波をアップアップしながら何とか終え、「ヒカ碁新刊ないですか？」のお言葉に「落ちました、10/27のプチオンリーで出します、すみません」とお答えし、無料配布本をお渡しするという胸の痛い自分的反省を交えているうちに、無料配布本もペーパーもなくなってしまいました。
それ以降に来られた方には、何もお渡しできず申し訳ありませんでした。
何よりも見苦しかったのは、髪はぼさぼさ、化粧も汗で流れ落ちて完全にすっぴん、暑さで火照って顔とかも真っ赤な私の姿に他なりませんがね。
もうちょっと体裁を整えたかったですが、コンタクトを入れる時間もへったくれもなく、化粧も日焼け予防程度（それすら役に立たず）で、ただでさえ良くないみてくれが更にアイタな感じになっていたのは、大いに反省したいところです。
そんな姿であったにも関わらず、暖かいお言葉や次回作を期待して下さる声をお聞き出来て、これだけでもコミケに行った甲斐はありました。
暑い中、当スペースに足をお運び頂き、本当にありがとうございました！
14時くらいに撤収を始め、暑さにへばりつつ宅急便列に。
電子マネーが使えるようになったと知り、そちらの列に並びました。今回は帽子を持って行っておいて大正解で、日光のきつさと暑さが半端なかったです。
あの炎天下の中作業をするヤマトの社員さんや日本郵政の社員さん、コミケスタッフの皆さんには脱帽です。
電子マネーがクロネコ会員カードだったので、ヤマトのスタッフさんから「いつもご利用ありがとうございます！」の言葉と汗で光る笑顔が実に眩しかったですね。
暑さによろよろしながら会場に戻ると、東４～6ホールと東1～3ホールの温度差に涙が出そうでした。
絶対に東4～6ホールの方が空調は効いいて、涼しかったです。私の居た東1～3ホールは熱気で空気が霞むくらいで、本当に暑かったですよ
この時点で頭痛が少しずつきつくなり始め、暑さに身体が本格的に参りつつある危険信号に焦りつつ、戦利品の整理をして会場を後にしました。
会場を出たのは16時過ぎくらいで、持ち込んだ暑さ対策の飲料が出発した時点で無くなったので購入して飲みながら、りんかい線に向かいました。ゆりかもめの列が半端なく凄まじく、あれに並んでいたら18時の新幹線に間に合わなくなる可能性が高かったですし、体力的にも厳しかったので比較的早く乗れるりんかい線にして正解でした。
元気だったらポケセンに行こうと考えていましたが、体調面の悪化も鑑みてこれ以上は無理だと判断して、そのまま東京駅へ。
電車の中が涼しかったこともあって、きつくなっていた頭痛も多少はマシになり、お土産を見る余裕もできて購入したり、赤坂離宮の炒飯を新幹線で食べようとウキウキしながら買い、最後にカップのソフトクリームを買って新幹線乗り場へ。
結局ソフトクリームだけで食欲は満たされ、赤坂離宮の炒飯は冷蔵庫に入れて今日食べました。美味しかったです！
新幹線の中で爆睡したお蔭で頭痛も随分軽くなり、友人に今回の顛末を愚痴混じりに報告し、無事に地元に戻って、戦利品を拝まないままお嬢のご機嫌をとって早々に寝ました。
お陰様で、今日は随分と回復しています。
暑い中スペースに足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました！

コミケは企業体ではないようなので、顧客（参加者）目線の運営ではないと理解して対応するよう考えているんですが、自分自身が顧客サービスを重視する仕事をしているだけに、苛立つ面もあります。
赤豚さんのイベントではこういったことをまず感じずに済む分、行く時の気分的な負担も少ないので安心できます。
サークルの入場時間が過ぎたからといって外で待機をさせられることはなく、開場前なら入れて貰えて荷物の引き取りもスムーズです。
また、交通機関に大幅な狂いが生じた時には、開場時間をずらすなどの対応をして、参加者のニーズに応えて合わせてくれます。
コミケは組織体制の統制がとれていない分、混雑時の緩和などの指示系統が曖昧で、人によって言うことが違って食い違いが生じ、混乱を与えることもあって不十分。
実際、待機列で並んでいる時に聞いていた内容と、スペースに行って参加登録をする時の担当の人とで内容が違っていて困りましたし。
荷物を取りに行くのも遠いし、発送しに行くのも遠い。
以前コミケのサークル情報登録を行った時、見知らぬ怪しげな企業からメールが来て不愉快な気分になりましたし、二度と登録するまいと思ってしていません。
あれ以来どんどん変なメールが来るようになってここのセキュリティホンマに大丈夫かよ、と本気で不安にもなりましたしね。

行く度に夏コミのサークル参加申込は辞めた方がいいんだろうかと感じるのですが、大きなイベントでもあるし受かれば買い物にも行けるので申し込んでいます。
冬コミは日程的に1日目なら行けそうなので申込をしますが、抽選なので落ちる可能性も多々あります。
何よりも、ブログでこんな事を書いていたら、落とされるかもしれませんね(笑)。まあ、それはそれでしょうがありません。
私が感じたことは事実なので、もう少し参加者の立場に立った運営を考えて頂けることを、切に願うのみです。

何はともあれ猛暑の夏コミ一日目の参加お疲れ様でした！
9月の連弾に向けてこれから原稿頑張ります

小説の更新は8月中になるべく行いたいです。
Land&SEA+USJをできたらしたいですね。裏にある百華仙帝もUPしたいです。

WEB拍手を叩いて下さる方、遊びに来て下さる皆様方、いつも本当にありがとうございます！皆様のお蔭でサイト運営を続けることができております。
心より感謝申し上げます。

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