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迂闊徒然更新日記

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11/11/23:35  児童書は侮れない

最近、児童書とジャンル分けされている小説を読んでいます。
しかし子供向けと侮るなかれ!、
ハリーポッターシリーズも子供向け小説となっておりますが、大人も読んでいる例があるように、面白い話がたくさんあります! しかも話の奥も深いんですよー。
最近読んで面白かったのは、ライラの冒険シリーズで有名なフィリップ・プルマン氏の書いた小説と、ジョセフ・ディレイニー氏の魔使いの弟子シリーズです。
ライラの冒険は映画が公開されましたが、私は映画を観に行ってないです。
丁度その頃忙しかったものですから。
その代わりと言っては何ですが、原作小説を読むことにしたわけで。
テンポが良くて読みやすい上に、先の展開が気になってどんどん読み進めちゃいましたよ。特に第二作目の『神秘の短剣』はラストの流れが秀逸で、続きの第三作を読みたくてたまらなくなりました
このライラの冒険シリーズが面白かったこともありまして、プルマン氏の他の作品も幾つか読みました。タイトルの記憶が曖昧なのですが、『時計は止まらない』という本は子供向けとされていても、大人も充分楽しめる本でしたね。
サリー・ロックハートの冒険というシリーズもありまして、これがまた面白い!
三部作になっているそうで、私は日本語訳されている第一作目を読みました。
冒頭部分から眼が離せない話で、貪るように一気に読んじゃいました。
シリーズの第一作目しか日本では翻訳されていないのが残念ですよ。続きを読みたいのに読めない~。私の中では久々のヒットでした。
最近読んだ話の中で一番のヒットは『魔使いの弟子』ですね。
魔法使いではなく、魔使いなのです。
この話に登場する魔使いは、超自然的な力を持つ悪しき者に対して、普通の人間(多少第六勘が働く)が先達などのそれまでに蓄積した知識と自身の勘を武器として生かし、戦うといった感じで、魔法とかを使えるわけではないのです。
物語の主人公も同様に魔法使いのような力を持っているわけではなく、普通の人には見えないモノが見えたり、感じたりするけれど、それ以外は極普通の少年です。
臆病で情けない少年だけど心優しく、時には強い勇気を示してくれます。
そんなへたれな主人公が、魔使いの弟子となる試験に挑むところから物語が始まるのですが……この最初の部分からまずどうなる?どうする?と気になって読み進めていってしまうわけですよ(笑)。
この話の中で私がお気に入りなのは、魔使いのボガートですね。
魔物の一種みたいな感じで書かれておりまして、魔使いの家の守護をしたり、炊事や掃除、洗濯なんかもしています。普段は姿が見えないんですが、主人公の前に姿を現す時は猫の姿をとっているようです。
このボガートと主人公のやりとりが面白いんですよ。私が猫好きなので、猫の姿をとるというだけで胸きゅんになるだけかもしれませんけどねー。
この話もシリーズもので、イギリスでは第三作まで刊行されているそうです。第二作、第三作も日本語訳をして出版して頂きたいですよ。
英語ができたらいいのになぁ……と自分の英語力の無さが悔やまれます。
どの作品も私自身はとても気に入って「面白かった!」とほくほく顔で大満足な作品でしたが、人の感性はそれぞれ違いますので、絶対的に誰もがそう感じるわけではないです。あくまでもこれは私の感覚での感想ですけれど、もしも機会があったら是非ともお手にとって読んで頂きたいですー。
世界には面白い作品が本当にたくさんありますね。早く続き出ないかな~。

事務連絡です。
11/9までに当方にて受け付けました通販のお申込分に関しましては、本日発送致しました。遅くとも11/17までには到着予定です。未到着の場合は郵便事故の恐れがありますので、早急に連絡を頂きますよう、よろしくお願い致します。

WEB拍手を叩いてくださった方、遊びに来て下さる皆様方、本当にありがとうございます!皆様のお陰で運営を続けられています。心より感謝の思いを捧げます。

更新予定はまだ未定です。締切が迫っている原稿を優先致します~

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